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若紫が出てこない

2017年01月06日 17:34

若紫は最近、多い時で一年に 2 回脱皮する。
昨年、夏の脱皮は 8 月 24 日からほぼ一か月で行われた。
冬の脱皮は、11 月 14 日からであったので、ずいぶん脱皮のスパンが短い印象だ。
そのヤドカリが、新年のあけた今でもどうにもこうにも出てこない。
ヤドカリ飼いとしては、とうとう死んでいるのではないか、と心配もしてしまうのだが、今回ばかりはそうでない。
どうも当初の脱皮室から砂を掘って移動したヤドカリは、今水槽の前面に極めて近いところに滞在しているらしい。
つまり、脱皮槽の壁面に接する砂にポカっと小窓があいており、そこから彼女の体が一部見えているのだ。
色も通常通りで、軽く水槽をノックすると反応するし、特に健康状態が悪いようにも見えない。
それどころか、水槽の底で何かをツマツマ喰っている様子さえある。
我が家の脱皮砂には少し前から藻類が入ってしまったらしく、特に水槽の底付近では旺盛に繁殖する。
どうも、その藻類を食べて空腹をしのいでいるようなのだ。
確かにまだ少し気温も低く、ちょっとした冬ごもりのつもりなのかも知れない。
野外では土の中に食べられるものはいくらでもまぎれているだろうし、今の若紫のように、地上に出るのはお預けにして、おやつをついばんで時間をつぶすこともしばしばあるのだろう。
まあ無事ならいいけれど、もうしばらくしたら出てきてくださいよね、お願いします。
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初夢

2016年01月23日 15:18

この冬、若紫が脱皮潜りに入ったのは例年より一月以上遅れた 12 月の初頭だった。
つまり再会は年を越したあと、一月の初旬以降ということになる。
新年が明け、丁度その頃のある昼下がり、私は脱皮槽の砂に大穴があいていることに気が付いた。
近づいて覗き込むと、さっと顔を隠してしまう大きなヤドカリが。
よかった、年末が無人だったりして気をもんだけれど、オカヤドカリは無事だったようだ。
まずは五体満足か、確かめなければならない。
それに加え、ムラサキオカヤドカリ、と名前の通りの色に彼女が近づくかどうか気にしている私は、脱皮後の恒例として、「どれくらい紫に近づいたのかチェック」を行っている。
私は身じろぎしないようにして、縮こまった姿勢からヤドカリがほどけていくのをじっと待った。
しかしほんの一二分経った頃、やっと顔をみせてくれた、と思ったヤドカリは、なんとその顔も体も、今までにない真っ赤っかに変わっていたのである!
という、そんな夢をみた。

結局、本物の彼女が砂から出てくるまでは、潜ってから一月半以上を要した。
そういえば今シーズンは夏の脱皮も少し遅れたのだった。
体が大きくなってきて、脱皮に時間がかかるようになったのかも知れない。
ヒーターをつけてやっと 25℃ほどの環境では、尚更だろう。
勿論いつも通り、どこが変わったのか解らないほど見知った色・姿で出てきてくれた。
甲殻類のアイデンティティ、第二触角も先まできれいに脱皮できた様子。
もうすぐ丸 6 年になる彼女と過ごす、また新しい一年が始まる。
ご挨拶が大変遅れましたが、本年も何卒宜しくお願い致します。

このふた月

2015年07月19日 13:20

若紫が潜りに入ったのは先月 12 日頃だったという。
私は出張でその姿を見なかったが、家族によると「上手にさっさと」潜ったそうで、実に若紫らしい。
彼女は要領がよく、なんでもきちんとこなす、飼い主とは正反対の生き物だ。
何ヵ月もかかることもあるとされるオカヤドカリの脱皮だが、彼女は大抵、ひと月に三日も遅れず、地上に出てくる。
だから私は出張から帰って心配もせず、時々霧吹きなどしながら安穏と過ごしていた。
ところが、ひと月丁度あたりから急に不安が押し寄せてきた。
通常、若紫は潜っている間ずっと沈黙しているわけではなく、潜りたてと出てくる前しばらくはごそごそと動く。
そのような時期に耳を水槽につければ、砂中の気配をきくことができた。
ところが今回は、一月が経とうとしているのに砂の中は静まり返ったままコソリとも言わない。
それからは急転直下、「このようなわけで、もうだめかも知れない」と打ち明け、家族と暗い夕食を囲んだり、潜る前のことを思い返して反省点を探したり、典型的な脱皮不安症に陥って数日を過ごした。
丁度その折、台風 11 号が頭上を横切り、列島中も荒れに荒れた。
そして台風一過、本格的な夏の訪れを感じた昨日、そろそろ仕事に行こうかとしていたところ。
砂まみれすぎて一瞬気が付かなかったのだが、たしかに五体満足な彼女が砂の上にちんまり座っているではないか。

「ああ!お帰り!!」

思い返してみれば脱皮期間はひと月を 5 日超えただけで、彼女としてもこの心配されようは心外だろう。
まだまだ、泰然自若とした心とは程遠く、オカヤドカリ飼いの修行が足りない飼い主のようだ。





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